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アニメや特撮やゲームやフィギュアの他、いしじまえいわの日記など関する気ままなブログです。

いしじまえいわ、帰還。

 就活などから帰ってきました。ではここ数日の出来事をダイジェストで(最近これ多いな。スミマセン)。


 17日
 翌日の最終面接のプレゼンの微調整のため学校のキャリアセンターに相談に行き、結果結構大幅にリテイクすることになる。ウボア そして原稿を完成させないまま対人予行演習もかねて一日早く東京へ。


 18日
 明け方やっとプレゼンの筋書きとデータ完成。面接1時間前にネット喫茶でプリントアウトして会場に持参する。手際の悪さに愕然。
 お茶の水にある本社ビルに到着。前の面接が長引いているようで、待っている間社員さんに社内見学をさせてもらう。総私服でオフィスもきれいないい感じの職場っぽかったです。
 で、面接に入る。試験官は事務職っぽい背広の方と、思いっきりラフな格好(シャツにサンダル履き)の講師っぽい人。後者の方はパンフレットで何度も見た顔だったので始めて会った気がしないくらい知っていたのだけど、名前の一文字が出なくて「○○さんありがとうございました」とかアピールできなかったのが心残り。
 プレゼンは3分間厳守ということだったんだけど、自己紹介・PR・プレゼン発表が終わったらすぐに別の話題に。プレゼン内容に関してはコメントないのかよ。一生懸命作ったのになあ。
 初の採集面接ということもあり、あがってヘマもいくつかやる。「モニョモニョについてどう思われますか?」「すみません、聞こえなかったのでもう一度お願いできますか?」「ハア、だァ〜かァ〜らァ〜」…みたいな。あと「アニメに興味をお持ちということなので、アニメスタジオ10社と作品をお答えください」との質問でテンパったり。冷静に考えたら出てくるんだけど(帰りの電車の中では出てきた)その時は東映アニメーション*1サンライズ京都アニメーションスタジオディーン(何故?)…くらいで止まってしまいました。「ジブリとかあるじゃん」「わが社と提携してる3社がまだ出てないよ?」とか言われてながら一応10社並べた後に「なるほどちゃんと知識はあるようですね」「いえ、出てこなくてすみません」「いや、緊張してると出てこないもんだしね」とフォローされて少し和んだりも。
 最後の質問で「キャラクタービジネスという文化の最前線に立っているという実感はありますか?」という質問をすると「それはね、(一拍おいて力強く)あるね」とのお答えが。この質問、1次面接の時もしたんだけど、その時は「文化というよりはむしろ完全にビジネスの世界だよ」というお答えだったんだけど、この時のいわゆる重役の方は自分がどう活躍しているのかを、こういっちゃなんだけどかなり嬉しそうに話されてました。やはり上と下とではやってることも見えてるものも違うということか。「自分は文化の最前線で働きたくて御社を志望しているので、そのお答え安心しました」と結ぶと「私は君みたいに自負を持ってやってる社員ばかりであってほしいと思ってるんだけど、もし入社したらそうじゃない社員もいるかもしれない。けど、私の本心ではそうあってほしくないんだよね」ということでした。あと勤務地に関して全国勤務可能ですか、との質問に「いい経験だと思うのでどこでも飛んでいきます」と答えると「うちでは会社全体を知ってもらうため、幹部候補ほど地方に飛ばすよ。伸びないやつは飛ばさないよ」というお話も。
 上記二つが強いて言えばいい感触の話でした。水疱瘡の跡のことを社員さんが2人も気にしてくれたり、いい会社ぽかったので受かってたらいいなあ。


 19日
 一回休み。
 夜9時に某英会話スクールから面接の案内が。この面接まんどくさいので延ばし延ばしにしていたのだけど、昨日の最終試験が芳しくなかったために根負けして翌週面接することに。しかしもはや志望度ゼロで滑り止め以外の何の意味もないこの企業で、一体どんな面接すればいいんだ? とか思う。が、先日のプレゼンの調べ物をしているうちに分かったんだけど、この企業文系女子の人気企業ランキングでは28位とかなり上位でした(ここ)。私の他の志望度の高い企業、このリストではたぶん500位にすら入ってないよ。人には愛称というものがあるんだと知る。
 しかし夜9時に人事から電話って。お仕事大変だ。


 20日
 朝、別の企業の面接のため大阪梅田に。某ゲーマー達屋さんの前で他の被試験者の背広の方たちと「今回何次試験なんでしょうね?(何次面接か教えてもらっていなかった)」などと話していると、壁に「本日ギャラクシーエンジェルⅡ完成報告会開催」「5月20日 ディメンション・ゼロ ○○(会社の名前)会長と十番勝負!」との張り紙に気付く。試験官、会長かよ…というか会長もTCGやってるのかよ。最終試験だったら東京の本社のはずなのに変だと思っていたのですが、まさか会長のドサまわり(失礼)のついでに大阪にセッティングされていたとは…
 会長が予定時間に30分遅れるということなので、それまで4人で仲良くなる。そのうちの一人がこの会社の他のゲームで日本グランプリをとったことがあるチャンプだったと知り愕然。それってすごいアピールポイントじゃね? 私も御社のゲームやってます! アニメ見てました! を売りにしようと思ってたのに…と3人肩を落とす。
 会長到着。デュエルスペース(カードゲームで遊ぶためにお店が用意した部屋)に通され、ディメンション・ゼロのカードを一枚ずつ配られる。「このコスト表示のところで面接の順番決めて」…私は2番でした。「じゃあ1番の人こっちきて。他の人は遊んでていいから」…仕方ないので、遊び方が分からない他の志望者の方に遊び方を教えたりしながら待つ。ちなみに1番手だったのはチャンプでした。もうアピールすることないじゃん、とか思う。
 他の参加者が次の選考までの時間が押しているということで、4番と代わってあげる。で、チャンプが帰ってきたので彼にいざなわれて本来4番の方と試験会場に行く。試験会場は喫茶店。どうなってるんだ。本来4番の方が試験している間、チャンプにどうだったかを聞くと「考え方が違った」とのこと。
 で、結局1時半くらいになって私の番に。会長にアイスコーヒーを注文され、何故大学院に行ったのか、浪人時代は何をしていたのか、などを聞かれる。その後はもっぱらディメンション・ゼロの話でした。会長の意見はつまるところ「初心者のためにも運の要素を残したいのだけど、参加者には反対意見の人が多い」ということでした。そりゃあチャンプのような実力のある人は初心者のラッキーで負けたりしたくないから、運の要素を削りたくなるわな。しかし会長に言わせると「それは世の中にもっと強いやつがゴロゴロしてるってことを知らないやつの考えなんだよ」とのこと。私個人はちょうど初心者向けの展開をしたらどうか、と考えていたので会長の意見とは合致してるところが多く、話は弾みました。「入ったら何をしたいの?」と聞かれて営業ですと答えると「こういうゲームとかやってる会社だと、企画をしたいだとか何か作りたいとかいうやつばっかりなんだよ。自分の作ったものが棚に並んで人様に金を払ってもらえるようなものになる、そういうセンスが自分にあるってみんな考えてるのかねえ? 売り物にケチつけたりしないのかねえ。みんな企画した言っていうんだから、営業したいって言えば内定しやすいのに」とのこと。
 試験終了後、会長は2時から7時までずっと中学生とか大学生に囲まれてディメンション・ゼロをし続けてました。汗だらだらでシャツとかよれちゃってました。私も会長と対戦したくてその場にいたベテランの方々にデッキを組んでもらい順番待ちをしていたのですが、結局対戦は叶いませんでした。その代わり会長の仕事っぷりを見れたりいろんなD-0仲間ができたのでよかったとします。寝屋川くん元気してるかなあ。彼中学生なのに、思いっきりタメ語で話しちゃったなあ。
 7時から新作発表会があるということなので、会長に挨拶をして帰る。ちなみに会長は発表会が終わった後も、9時まで対戦だったそうです。仕事きつすぎ。


 そんな感じの就活でした。いきなり2社最終面接はきつかったです。どちらかでも受かってたらかなり志望度の高い滑り止め、というか暫定決定になるので、受かってたらいいなあと思います。しかしまだ20社くらいしか受けていないので、まだまだ就活序盤。まだまだがんばるぞー…
 ぞー…

*1:作品は『長靴を履いた猫』って言ったら笑われた。古い。