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LM314V21

アニメや特撮やゲームやフィギュアの他、いしじまえいわの日記など関する気ままなブログです。

「引用」について。

コラム

hrnabi.com

 

DeNAのWELQ問題に端を発するここのところのキュレーションメディアどうよ問題について、一つ気になっていることがあります。それは、ライターもメディア側も批判側も「引用」についてどれだけ正しく理解しているのか? ということです。

引用についてイチから説明するのは大変…と思っていたら、上記の記事が非常に正確に説明してくれていました。

詳細については上記サイトをご覧いただくとして、箇条書きで要約すると、

 

・文章や写真の転載・使用・二次利用などの「他所から持ってきて使う」という意味の言葉と「引用」は、意味が全然違う

・引用は著作権法に定められている権利で、特定のやり方と目的であれば、誰でも人の文章や写真を無償・無断で使用できる

・どこからどこまでが引用の範囲なのかについてはあいまいな部分がありケースバイケース。法の精神に鑑みて、個別に判断すべき

・各種SNSには著作権法とは別にそれぞれガイドラインがあり、たとえばTwitterであればRT、またはAPIを使った埋め込みであれば「引用」同様、無償・無断で使用できる(それ以外の方法、例えばキャプチャして貼るなどはガイドライン違反)

 

おおよそこんな感じです。

なので、引用について理解している人にとっては、今回の件は「元々ちゃんとした記事を書いていればよかったのでは…?」というだけの話なのです。

 

ただ、メディア側は正しく引用できる程度の人を集めて記事を書かせるコストを支払いたくないため、クラウドソーシングを介して1文字1円以下の人たちに著作権違反をさせていたらしく、それがまずいのです。

ライターには資格がないので難しいところですが、例えるなら「調理師免許持ってない人に、それが危険と分かっていながら安い賃金で食べ物を作らせていた」という感じです。

普通に考えれば、採用基準に「著作権法に基づいた引用ができる人」と入れるか、採用後にレクチャーをすればいいだけの話なのですが、いろんな記事を読む限り、人が集まりにくくなるだけでなく、検証する手間も必要になるので、そのコストすら惜しかったのでしょう。

 

採用側、編集者側に著作権法の正しい理解がなかったというセンもありますが、さすがに考えにくいと思います。大卒程度のスタッフが数名いれば、引用についての知識が皆無ということはないはずです。

 

(ただ、下記の記事など読むと、ライターも指示を出していた編集者も分かってなかったのかも? とも思います。分かっててやっていたのかもしれませんが)

withnews.jp

 

なぜ「大卒程度なら」と言えるかというと、ライターとか編集者とか専門家とか関係なく、大学生が卒論を書くには引用についての知識が不可欠だからです。

論文は先行研究を引用してナンボなので、引用しかたを知らないとまともな卒論は書けません。なので、学士(=大卒)なら、引用し方は大体知っているはずなのです*1

もちろん一部学部には卒論が必要ない場合もありますが、大卒が5人もいれば卒論を書いたことがある人は一人くらいはいるでしょう。

 

というわけで、もし今回の件で多くのライターや編集者に引用についての知識が乏しかったのだとしたら、これは大学教育のレベル低下問題の一つのあらわれだな、と思う次第です。

分かっててやっていたのだとしても、それが法律違反、グレーではなくブラックだという学がなかったのでしょう。

 

 

やっぱり教育は国の要ですね(←結論)。

 

 

最後に、引用に関する実体験を一つ紹介して終わりにしたいと思います。

以前、家族が本を出すことになり、その中で某Y新聞の記事の一部を使いたい、と相談されたので「引用し方はこれこれこうなので、この通りやれば誰かに許諾を得る必要はないですよ」とレクチャーをしました。

ところが家族は律儀にY新聞社に問い合わせをし、その返事として「使うなら使用料を払ってください、いついつまでに連絡をください」と結構な額の価格表が送られてきた、とのことでした。

私はフザケンナと思ったのですが、一応法学者である父にこの件を話したところ「もし利用してもいいですか? と聞いたのなら、会社の資産の利用にお金を請求するのは当然。引用してもいいですか? なら、請求はできない」とのことでした。そりゃそうだ。

で、家族に確認したところ、どうやら利用と伝えていたようなんです。

なので次は私が窓口になり「検討の結果、今回は引用することにしました。ご対応ありがとうございました」と伝えたところ「著作権法上の引用であれば自由に使っていただいて問題ありません」との回答で、一件落着しました。

 

Y新聞社も知ってて大枚はたかせようとしていたのですから、結構なもんです。

法律は弱い者の味方ではなく、知ってる者の味方だと言いますが、ほんとそれだな、と思った一件でした。

 

 

(おわり)

 

 

自分が学生の時はこんな本を読んだ気がします。 

デジタル時代の著作権 (ちくま新書)

デジタル時代の著作権 (ちくま新書)

 
18歳の著作権入門 (ちくまプリマー新書)

18歳の著作権入門 (ちくまプリマー新書)

 

 

  

*1:ただ、よく思い出してみると、私も大学の授業やゼミで引用の仕方について手取り足取り習った記憶はありません。自分で本でも読んだんでしょう

2016年12月6日開催「『アニメNEXT100 』キックオフシンポジウム アニメのつくる未来」参加メモ・前編

コラム アニメ 情報

anime100.jp

 

 秋葉原UDXで開催のアニメ系のカンファレンス「『アニメNEXT100 』キックオフシンポジウム  アニメのつくる未来」(http://anime100.jp/conference.html)に参加してきました。

  面白く学びの多いイベントだったので、メモした部分や個人的に印象深かった部分を中心に、箇条書きにて書き残しておきたいと思います*1

 

※ご注意※

・セミナー全体をまとめたレポートではなく、印象に残った部分のみの覚書です。

・発言の順番も一部前後しています。

カギカッコ内の記述も発言そのものではなく、私のメモや記憶によるものです。口調や言い回しなども実際のものとは異なります。

・むしろ「ここはこうだったよ」というのがあればどんどんご指摘ください。 

 

 以上、予めご了承ください。

 

□イベント概要

『アニメNEXT100 』キックオフシンポジウム
アニメのつくる未来 開催決定・参加者募集

100年後、アニメは世界をどう変えるのか・100年後、アニメは未来をどう創るのか?
2017年1月、日本で国産ア二メーションが公開されてから満100年を迎えます。
私達、一般社団法人日本動画協会は、この100年目を契機に、次なる未来へ向かって日本のアニメーションが発展し続けることを目指し、『アニメNEXT100』プロジェクトを立ち上げます。 言葉を超えたコミュニケーションを実現してきたアニメーション。その源泉である人の想像力がつくりだす「―アニメのつくる未来―」を、アニメーション業界で 活躍するクリエイター、映像・先端技術やユニークな思考を形に変え続ける方々の視点を通じて考察し、『アニメのつくる未来の一つのカタチ』について仮説を立てることを試みます。同時に、日本のアニメーション文化とパワーを国内外に高密なインパクトを持って発信、更にインバウンドへ結びつけることを目指します。日本のアニメーションの可能性と課題を様々なジャンルで活動される多くの皆様とともに共有しながら、前進し、未来を創造し続けることを目指す。その第一弾として、キックオフシンポジウムを開催し参加者を募集いたします。

日 時:
2016年12月6日(火)12:00開場/13:00開始
場 所:
秋葉原UDX6Fカンファレンス
(東京都千代田区外神田4-14-1秋葉原UDX
[MAP]

概要

■開会のご挨拶・プロジェクトへの期待 (13:00-13:20)

石川 和子
一般社団法人日本動画協会理事長:『ア二メNEXT100』プロジェクト代表

■100周年プロジェクト『日本のアニメ大全』(13:20-13:50)

とちぎあきら氏
東京国立近代美術館フィルムセンター 主任研究員
吉田 力雄
一般社団法人日本動画協会副理事長 日本のアニメ大全プロジェクトリーダー
大徳 哲雄氏
株式会社 樹想社 代表取締役立教大学文学部 文芸思想専修講師
木村 智哉氏
明治学院大学 非常勤講師
檜山 大悟
一般社団法人日本動画協会データベース・アーカイブ委員

■第1部: 『アニメーション教育・人材育成・発掘』(14:00-16:00)

※パネリスト

清水 慎治氏
東映アニメーション株式会社 常務取締役・プロデューサー)
大地丙太郎
(アニメ監督・演出家・撮影監督)
高橋 良輔氏
(アニメ監督・脚本家・演出家・プロデューサー)
山村 浩二氏
東京藝術大学大学院映像研究科教授・アニメーション作家)

※ファシリテータ

植田 益朗
(日本動画協会理事・アニメーション教育・人材育成・発掘プロジェクトリーダー)

■第2部: 『アニメの未来~アニメの可能性~』(16:20-18:20)

※パネリスト

齋藤 精一氏
(株式会社ライゾマティクス 代表)
SUGIZO
LUNA SEAX JAPANJUNO REACTOR
高野 明彦氏
国立情報学研究所教授)
中川 悠介氏
アソビシステム株式会社 代表取締役
浜野 京氏
内閣府 政策参与(クールジャパン戦略担当))
福井 健策氏
骨董通り法律事務所 弁護士)

※ファシリテータ

宮河 恭夫
(株式会社サンライズ代表取締役・アニメNEXT100統括プロデューサー)

■シンポジウム総括・『アニメNEXT100 2017』宣言 (18:20-18:50)

 

■開会のあいさつ

・驚きだったのは司会が冨永みーなさんだったこと。豪華!(←パトレイバー世代)。

 

■第1部:『アニメーション教育・人材育成・発掘』

高橋良輔監督、思い入れの深い作品として『鉄腕アトム』(1963)の第119話「空とぶレンズ」を挙げ「見た目は子供向けでも大人が引き込まれるようなシリアスな作品が作れるんだ、と感じた。尊敬する先輩(師匠、だったかも)の杉井ギサブローさん*2がやった回です」「アトムは全話数の半分以上が原作にないオリジナル作品で、子供向けの作品を作ったことない人が作ってた」

鉄腕アトム Complete BOX 2 [DVD]

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大地丙太郎監督、思い入れの深い作品として『わんぱく王子の大蛇退治』『わんわん忠臣蔵』に並んで、自作の『ゆめ太カンパニー*3を挙げSHIROBAKOの15年くらい前にアニメ制作進行のアニメを作ってたんですよ!」と笑いを誘う。

→この後、アニメ産業の労働問題の話につながります。

→一部上映もされましたが普通に面白かったです。『こどものおもちゃ』のノリで『SHIROBAKO』みたいな感じかな…不勉強ながら未見だったので買おうと思います。

→買いました。

 

■アニメ業界の労働環境問題 

・高橋監督「虫プロ時代、仕事してるとスタジオに手塚先生がやってきて『作品できてる?』とおっしゃる。仕事の話を返すと『違う、君自身の新しい作品だよ!』と。実際周りの先輩も仕事以外に自分の作品を作っていたので自分も作ってみた。また手塚先生が表れて『作品作ってる?』今度は『作ってます』と答えて作品を見せると、その時の自分の給料の5倍にあたる15万円をスッと出して『これ、役に立つから』と言ってくれた。今思うと、新しい表現に挑戦するチャンスを上の人がくれていた」

→手塚先生、アニメーターのパトロンをしてたんだ! お金の面だけでなく、オリジナル作品制作を推奨する空気感があったことなど、クリエイティブにいい環境を手塚先生が意識的に用意していたことが分かりました。

また、高橋監督の当時の給料である3万円がどのくらいの価値だったのかを調べてみました。

上記のエピソードが何年のことかは定かではないですが、高橋監督が虫プロに在籍していたのは1964年~1972年とのことですので、監督が大卒と同じ年齢だった1965年と仮定します。

www.777money.com

その年の大卒の平均初任給は上記サイトによると24,102円です。

findtheedge.blog.fc2.com

こちらのサイトによると、大卒公務員の初任給は平均19,610円とのことなので、そのほぼ1.5倍にあたる3万円はかなりいい待遇だったようです(加えて、当時は現在より大学進学率も低く、大卒の価値も今より高かったはずです)。

さらにその5倍の金額となると、今の物価に照らすと150万円はくだらない価値があったと思われます。そんなお金を若者にポケットマネーでポンとくれてたんだ…

・同年代の大卒公務員の1.5倍、一般企業勤めよりもいい給料をもらえる

・仕事以外に自分の作品を作っていい

・新しい表現を求められている

・漫画の大先生の元で働ける

・自分の作品を作ったらポンと支援金をもらえる

こういう環境を先人が用意してくれていたというのは、本当に恵まれた環境だったんだなあと思います。

もし今、上記と同じ環境があったら、絵が描きたい人、脚本をやりたい人、映像に憧れる人、かなりの数がTVアニメスタジオに行くでしょう。

初期のTVアニメ業界の人材が豊かだった理由の一つは確実にここにあるし、今このくらいの視座で環境を整えないといけない、といういい目安になると思います。

あと少し文脈からそれますが、当時の手塚先生としてはTVアニメは新しい表現の一つという認識でやってたんだ、というのも再確認しました。

手塚治虫 実験アニメーション作品集 [DVD]

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・高橋監督 「アニメで一番大事なのは絵だと思うけど、その絵描きの初任給が5万円というのでは、入り口に問題がある。これをどうにかしないと」

 

・大地監督「最近つらいと感じる現場が(2つほど)あった。何故だろうと考えてみると、以前はクリエイティブに集中する自分をプロデューサーの方が守ってくれてたが、最近それがないように感じる」

・高橋監督「昔はプロデューサーが作品のすべて、各スタッフの気質まで知っててくれてたけど、今そこまで見てくれてないんじゃないかな」「そこまで見てくれるプロデューサーは東映アニメーションさんくらいにしかいなかったかも」

→これは10年以上前からずっと言われている、アニメプロデューサーに関する問題。これに絡む話はこの後も出てきますが、クリエイターの立場の方からこの話が出たのは新鮮でした。

 

■アニメ教育と"多様性"の話 

ファシリテーターの植田氏から、子供へのアニメーション教育について、各人へ意見を求められました。

・清水氏(若者向けのアニメ教育の在り方について)「アニメ制作の能力を身につけるには、教育ではなく現場で学ぶのが一番。今年『君の名は。』が大ヒットしましたが、作品がヒットして商業的にも大きな成果を出せば、自然とそれに憧れて人はやってくる

→「儲かるところに人は集まる」という主旨は上記の労働問題(儲かるか否か)に絡めているようで、映画の商業的ヒットが(会社にとっては間違いなく成功であっても)クリエイターの収入につながるとは限らないので、経営者っぽい発言だなと感じました。

 

・山村監督(若者向けのアニメ教育について)「教育は目標をもってはダメ。常に"楽しいからやる"でないといけない」「創作は自由。メディアごとの倫理があって表現できる範囲はそれぞれ違うけど、その倫理を守っている分には自由であるべき。」

・(アニメ教育の在り方について)「アニメは創作の一部なので、いろいろやる中でアニメについても学べる環境を作るべき」

→確かに、今後デジタルツールが発展していくにしたがって、漫画とアニメと実写映像の境目はあいまいになっていくはずですから、アニメ「だけ」 の教育というのは少し狭いかもしれませんね。

 

・大地監督(アニメ教育の在り方について)「以前、(高橋)良輔さんに『君は常識と非常識を両方もってるね』と言われてすごく嬉しかった」「学ぶことは真似ることと言いますが『これ絶対に真似てやる!』という気持ちと『絶対に真似てやるもんか!』という気持ち、両方持ってやってる」「そのためには自分なりの考え方が必要ですが、人の嗜好は14歳までに決まるというので、14歳までにいろんな作品をとにかく見て、自分なりの意見を持つのがいいと思う」

 

・大地監督「アニメがデジタル化する前はフィルムが完成したら試写をやっていた。別のスタジオの人も含めてみんなで見るから胃が痛かったんだけど、意見交換ができてよかった」

→この環境はアニメ制作のデジタル化に伴ってなくなっている(もしくは機会が減っている)のだそうです。これもクリエイターが多様な意見を取り入れる機会だったようです。

 

・高橋監督「京アニの萌え系の作品を見た時、感動した。アニメといえばバトルとかロボットとかだと思ってたけど、可愛い女の子の日常で物語を作れるなんて新しい表現だと感じた。最近は見たことのあるような作品が増えているけど、新しいジャンルを(私も)開拓していきたい」

ボトムズの高橋監督が萌え系を!? と思いましたが、少し調べると下記のような記事が出てきました(当時見たはずなんだけど失念していました)。こちらのレポートでも同様のことをおっしゃっていて、京アニの作品や山田監督をかなり高く評価されていました。

los-endos.hatenablog.com

 

・山村監督(労働環境問題に絡めて)「多様性が重要。そのためには生活のベースがないと」

 

 

 というわけで、このセッションでは「アニメ産業のの入り口(労働環境)問題」「教育やクリエイティブにおける多様性の重要性」の二点が印象に残りました。

 『アニメーション教育・人材育成・発掘』というセッションだったわけですが、これからアニメ業界に来る人、今いる人のために何をどうすべきか? の確認&再確認ができたように思います。

 

 ■その他印象に残った話

・大地監督「監督は演出と思ってる」

・大地監督「最近かわいい制作進行の女の子が多い! くろみちゃんの時は希望を込めてキャラを作ったけど、最近は本当にいるんだよな」

・高橋監督「大地君みたいにコンテが上手い人ならいいけど、僕はそうじゃない。そうなると監督に必要な能力はスケジュール管理だと思う。」「本来シナリオチェックはプロデューサーの仕事なんだけど、最近それができない。それで監督がやることになるんだけど、監督も8割くらいはシナリオが読めない。するとコンテでどうにかしようとして、そこでスケジュールに無理が生じる。この段階でスケジュールに無理が出ると、その後の工程(作画とか撮影とか)全部に影響が出る。スケジュールが管理できていれば他の人に頼むなどどうにでもなる」

→個人的に、監督は8割シナリオが読めない、というのは初耳で驚きでした。また、シナリオチェックは本来プロデューサーの仕事、というのも。

 

■100周年プロジェクト『日本のアニメ大全』(本当は上記セッションの前にありました)

・アニメのデータベースを作ったり、歴史を調べたりするプロジェクトについての発表。データベースは構築中のもののデモンストレーションがありました。これまで本邦にて公開された商業・アートアニメ作品100年分をデータベース化するというものですが、これが完成すればアニメ研究もしやすくなるし*4、キャラクタービジネスをする際も版権管理窓口にアクセスしやすくなるので、何かと役に立つという。その通りだと思うのでがんばってほしい。

・アニメの歴史調査については「本邦初の国産アニメ作品は何か?」の研究経過発表がありました。少し前までは下川凹天(しもかわおうてん/しもかわへこてん)の『芋川椋三玄関番の巻』という1917年1月に公開されたとされる作品が最初と言われていましたが、当時の資料に誤表記も多くフィルムも現存していないため議論が続いていました。今回の調査で当時の映画雑誌の1917年1月の作品欄下川凹天に関する記載があり、作品タイトルまでは特定できなかったものの、どうやら第一号の制作者は彼で間違いなさそうだ、ということが分かったとのことでした。

 

第2部も非常に興味深かったので、別途まとめたいと思います。

*1:生中継をしていたので、家に帰ってそのログを見れば正確なことは分かるからメモは適当でいいや、と思っていたのですが、生中継のログは公開されていませんでした。。。残念

*2:アトム当時は杉井儀三郎名義。

*3:正式なタイトルは『アニメーション制作進行 くろみちゃん』のようですが、監督はこのタイトルで表現されていました。

*4:ほんの数十年前のTVアニメでも詳細なことが分からないということはザラにある。

いしじまえいわ全仕事2016年10月・11月版(ドラクエ30周年とSOS団東大支部活動報告)

いしじまえいわ全仕事

10月11月は体調を崩していたのと学業とその他理由とでほとんどWebライティングのお仕事らしいお仕事をしなかったのですが、一応まとめておきます。

 

www.pixivision.net

pixivさんでの連載もなんのかんのでもう6回目。この回では今年30周年になったドラクエについて書きました。

基本的にはドラクエシリーズのテキストを面白おかしく興味深く紐解く本なのですが、随所に堀井さんの創作テクニックというかものの考え方のようなものも垣間見えて面白い本です。

30周年ということで今年発刊された下記3冊はいわばドラクエファンの三種の神器ですね(あ、すぎやま先生のまだ買ってないや)。

 

SOS団東大支部活動報告4.5に「2006年の次元断層」という、『涼宮ハルヒの憂鬱』に関するエッセイを書きました。全三部作で、冬コミにこの次のが載る予定です。ほしい方は上記アカウントにお問い合わせください。

今年はハルヒアニメ化10周年の年ですので、ハルヒ関連の活動はもうちょっと頑張っていきたい所存です。

 

haruhimemo.hatenablog.jp

そのハルヒ関連のファンサイト。こっちは割と活動してるし、ロゴも嫁に作ってもらってゴージャスに。ありがたし。

 

 

10月11月は以上です。

 

上記の通り、Web系のライターの仕事をほぼやっていないのですが(時期ずれのもあるにはありますが)、昨今言われているキュレーションメディアがどうのとかライターの質がこうのとか、そういう事に割とダイレクトに関係ある理由で筆を止めていました。

その話もまたいずれここに書けたらと思います。

 

 

ishijimaeiwa.hatenablog.jp

ishijimaeiwa.hatenablog.jp

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いしじまえいわ全仕事2016年08月・9月版(シン・ゴジラ、後藤邑子さん、HIKAKINさんなど)

いしじまえいわ全仕事

更新、さぼってました。。8月9月分をまとめてお送りします。

 

www.pixivision.net

pixivさんでの連載3回目。本当はもっと前に書いてたんだけど掲載は月をまたいでしまいました。漫画のレビューということで絵をふんだんに使えたのがよかったです。

個人的には、このオリジナルのヘタッピマンガ研究所の方も取り扱いたかった。比較して読むと時代の差を感じられてなおよしです。

 

 

getnews.jp

ネットでふらりと流れてきて面白い漫画だったので紹介記事を書きました。渋谷のTSUTAYAさんの店員さんとあれこれ確認とったりした思い出。対応速かったです。

 

 

getnews.jp

getnews.jp

上の記事を書き終えたときにたまたま下の記事の出来事を知って、担当者さんに「いやー記事より面白いことが裏で起きてて困っちゃいますよー」的なことを言ったら

「そっちも記事にしてくれていいんですよ…?」みたいなことを言われて、深夜0時くらいから突貫で下の記事を書いたら、そっちの方がすごくバズったという思い出。がんばると得をするなあ。

ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ

ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ

 

 

 

getnews.jp

これはニュースバリューは低いと思いつつも個人的にどうしても紹介したかったイベントでした。実際イベントにも行って(そっちは取材NGだったので記事にはしていないのですが)、すごくいいお話が聞けました。紹介できてよかった。

ごとそん

ごとそん

 

 アニメ曲カバー集です。いいアルバム。君も買え(ダイレクトマーケティング)。

 

 

getnews.jp

いいネタだったんだけど、他メディアさんに出遅れたためあんまりバズらなかった記事です。遅れた分、記事の中身の厚さで勝負したんだけど、拡散はしなかったなあ。。

2020 -T.M.Revolution ALL TIME BEST-(初回生産限定盤)(DVD付)

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getnews.jp

引き続きシン・ゴジラネタ。庵野監督の夢が叶ったよ、というやつ。いい写真が撮れました(奥さんが撮ってくれた)。

シン・ゴジラ 巨災対 備品PVC樹脂製キーホルダー

シン・ゴジラ 巨災対 備品PVC樹脂製キーホルダー

 
シン・ゴジラ 巨災対 折りたたみコンテナ

シン・ゴジラ 巨災対 折りたたみコンテナ

 
シン・ゴジラ 巨災対 PVC樹脂製パッチ

シン・ゴジラ 巨災対 PVC樹脂製パッチ

 
シン・ゴジラ 第二形態 つままれキーホルダー

シン・ゴジラ 第二形態 つままれキーホルダー

 

 

 

www.pixivision.net

ポケモンビジネスに関する本の書評です。久しぶりに読んだけど、読みやすくていい本でした。

ポケモン・ストーリー

ポケモン・ストーリー

 

 

 

getnews.jp

人気者ではあるものの私個人とは遠い存在のHIKAKINさんを見に行った記事です。ほんと子供たちに大人気で、今の子供はYouTubeを見てるんだ…と実感したいい経験ができました。

YouTubeテーマソング

YouTubeテーマソング

 

 

 

www.pixivision.net

私の中学生時代のバイブルをついに紹介、という記事です。久しぶりに読むと、昔読んだ際に意図を誤解していた箇所とかありました。まあ20年以上前に読んだきりだったからなあ。。

氷川竜介さんから「今敏さんの名前をおっきな字で誤植してるんだよね…」と教えていただいたり(今畝になっている)、シェアしていただいた後ゆうきまさみ先生にいいねしていただいたり、いいこといっぱいの記事でした。

「畝→敏」は、次の版では直してもらいたいです。

 

 

 8月9月は以上です。

 

 

ishijimaeiwa.hatenablog.jp

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いしじまえいわ全仕事2016年07月版(シェ・イノウエさんと日本文学振興機構)

いしじまえいわ全仕事

7月は試験期間と重なって、あまり記事を書けず、以下の2記事のみでした。まあ、7月に書いて8月に公開されているものもあるのですが。。。

あと、ハルヒ関連のイベントが重なって慌ただしかったのもありますね。

 

getnews.jp

バレンタインに続き七夕クッキーの記事。来年のバレンタインもやってくださるそうなので、今から期待です。原作準拠の「義理」って書いた3つセットがいいなあ。

figma 涼宮ハルヒの憂鬱 涼宮ハルヒ 中学生ver.

figma 涼宮ハルヒの憂鬱 涼宮ハルヒ 中学生ver.

 

 

 

getnews.jp

学校の授業などで期間があいて、さてやるかと筆をとった記事。この語、日本文学振興会は謝罪文を出したそうです。

日本文学盛衰史 (講談社文庫)

日本文学盛衰史 (講談社文庫)

 

 

 

7月は以上です。

 

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026『シン・ゴジラ』(2016)よかったところと不満点。 ※20160808追記

映画レビュー
シン・ゴジラ音楽集

シン・ゴジラ音楽集

 

今週のお題「映画の夏」

話題の『シン・ゴジラ』観てきました。話題作だけあって面白かったですが、不満点も。☆☆☆☆

 

以下ネタバレ注意。

続きを読む

Yahoo!ニュース「女性をモノ扱いした東大生たちの所業が明らかに 全裸で号泣する女性に割り箸」松見謙佑被告、松本昂樹被告、河本泰知被告ね。

ニュース

headlines.yahoo.co.jp

 

 「むりやり全裸にさせられ、胸を隠してうずくまった私の肛門を割りばしでつつき、陰部にドライヤーの風を吹きかけた。笑いながら背中をたたかれたり蹴られたりした。泣いている私に馬乗りになり、キスをした上、馬乗りの姿勢のままカップラーメンを食べ、胸に麺を落とすなどした」(被害者女性の供述調書)

 酒を飲ませた女性=事件当時(21)=にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつ罪などに問われた東大生や東大大学院生ら3人の公判が7月、東京地裁で始まった。被害にあった女性は被告の一人に好意を寄せていたという。法廷で明らかにされたのは、偏差値的には日本最高のエリートでありながら、女性の気持ちをもてあそび、女性を“モノ扱い”していた被告たちの知性を疑わせるような所業だった。

 ■サークルの裏の顔は“わいせつ目的”

 同罪などで起訴されたのは、東大生、松見謙佑(けんすけ)被告(22)▽東大院生、松本昂樹(こうき)被告(23)▽東大生、河本泰知(たいち)被告(22)-の3人。

 検察側の冒頭陳述などによると、松見被告らは今年4月、「誕生日研究会」と称するサークルを立ち上げた。表向きは大学生同士の交流を図るインカレサークルだったが、“裏の顔”は「女性に酒を飲ませ、わいせつ行為をする目的のサークルだった」(被告らの供述調書)。実際に被告らは事件以前にも、別の女性に酒を飲ませ、独り暮らしをしていた河本被告の自宅マンションに連れ込み、集団でわいせつな行為をしたことがあったという。仲間内では「あいつは尻が軽いからすぐヤれる」「今度はあの女でAV(アダルトビデオ)を撮影しよう」などとやり取りをしていた。

 被告らは今年5月10日夜、「女性をおもちゃにする目的」(松本被告の供述調書)で、東京都豊島区のJR池袋駅近くの居酒屋で飲み会を開催。飲み会には、同会メンバー5人と被害者女性、同席した女性の7人が参加した。以前、被害者女性と性的関係を持ったことがあった松本被告は飲み会の参加メンバーにそのことを伝え、「あいつはGカップでマジで巨乳だから、触ってもいいよ」などと話していたという。

(中略)

 1次会が終わって帰ろうとした女性に、被告らは「2次会を河本被告の家でやる」と提案。飲み会には参加していなかった河本被告も「わいせつ行為ができるかもしれない」と考え、自宅マンションを使わせることを了承した。そこでも被害者女性はさらに酒を飲まされ、意識が遠のいたところで衣服を脱がされ全裸にされた。被告らはうずくまる女性の胸や尻を触ったり、体を蹴ったりたたいたりしたほか、被害者女性の肛門を割りばしでつついたり、ドライヤーの風を陰部に当てるなどした。女性は号泣していたという。

 2次会にも参加した同席女性がこの様子を見て、「これは犯罪だ」と被告らに指摘したが、被告らは笑いながら「大丈夫、大丈夫」などと答えた。この女性は被害者女性に「帰る?」と聞いたが、反応がなかったため、そのまま部屋を後にしたという。

 松見被告はさらにエスカレートし、被害者女性をあおむけにし、馬乗りになってキスをした。さらにそのままカップラーメンを食べ、麺を胸に落とすなどした。

 最終更新:7月18日(月)20時54分            産経新聞

(Yahoo!ニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160716-00000505-san-soci

より 2016年7月19日3時17分確認)

 

Yahoo! ニュースの記事はすぐにサイトから消えるので引用しておきます。全文はリンク先をご覧ください。読んでも不快になるのであまりオススメできませんが。

 

東大生、松見謙佑(けんすけ)被告(22)

東大院生、松本昂樹(こうき)被告(23)

東大生、河本泰知(たいち)被告(22)

 

の3人ね。この名前はLM314V21が存続する限り書き残しておきます。

 

被害者女性の方は不幸中の幸いで命に別状はなかったようなので、こんなことは忘れて楽しく幸せな思いをたくさんしてほしいです。

東大生の論理― 「理性」をめぐる教室

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