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アニメや特撮やゲームやフィギュアの他、いしじまえいわの日記など関する気ままなブログです。

『仮面ライダー響鬼』第31話「超える父」

 番組テコ入れ後第2回目の放送です。前回は見逃し、なんか怖いもの見たさで今回見てみたのですが・・・かなり残念なことになってました。
 まず役者さんの演技がヘタ。というおそらく役者さんにヘタな演技をさせてるのは無理ありすぎな脚本かと。知らない人の立ち話から探してる人の行く先が分かるなんてことが日に何度もあるかよ。まさにヒーロー番組的子供騙し。
 次にストーリーがダメ。父を越えるって、これまでの話と全然関係ないし。仮にどうしても父を越える話にしたいんだったら明日夢くんがヒビキさんを超えようとすればいいのであって、新キャラ出す必要ナシ。あと、夏の魔化魍(まかもう)の相手は響鬼さんがやるんじゃなかったのかよ。
 で、最後に。これまでの人物の性格が変わってしまってます。見た目はいっしょなのに微妙に違ってて、そこがまた気持ち悪い+悲しいです。ヒビキさんがそんなこと言うかってーの。ギャグも外し三昧。


 響鬼関係のおもちゃが売れなかったのは事実っぽいけど、番組内でディスクアニマルや太鼓や鉢のアピールはかなりちゃんとやっていたのだから、単にスポンサーの売り方が悪いというだけのこと。もっと和や自然を取り入れたグッズを出すなり商品間の相互補完性を高めるなりなんなりすればよかったものを・・・電子音が鳴る和太鼓なんて売れるわけないじゃん。いくら制作のせいにして番組方針を変えさせても、売れないものは売れません。
 もうがっかりです。ちゃんとやっていればガンダムみたいに10年20年もつコンテンツになったかもしれないものを、不良在庫の責任転嫁でダメにしてしまうなんて。バンダイさんはAHOですな。もう響鬼グッズもフィギュアも買いません。映画も見に行きません。楽しみにしてたんだけど・・・
 あ、今回の番組内容改変はスポンサーの判断によるものっぽいので、新しい監督と脚本家には基本的には罪はないと思っています。プロなんだから、与えられた仕事をこなしているに過ぎないわけですし。
 ただ、それはそれとして交代後の響鬼はつまんなさすぎ。俺が見てえのは『仮面ライダー響鬼555』や『仮面ライダー響鬼 剣』じゃねーんだよ。日曜朝のすがすがしいヒビキさんや明日夢くんたちを返せ。