『STAR WARS』と『機動戦士Vガンダム』の相似点。
先月のガンダムエースにも「今回の『STAR WARS』にはVガンに似ているものがよく出てくる」みたいなことが書いてあったので、注意して見てみました。で、似ているっぽかったのは以下の4つでした。ここも『STAR WARS』『機動戦士Vガンダム』共々ネタバレありです。まあVガンはどちらにしろ次回予告でネタバレするんだけどね・・・
EPISODEⅡ
・タイヤ状に変形するドロイド→ザンスカールのタイヤメカ(アインラッドとか)
・ジャンゴ・フェットが倒されるシーン→第36話「母よ大地にかえれ」のラストシーン
EPISODEⅢ
・水上航行マシン→ツインラッド
・グリーヴァス将軍とスピーダー(乗り物)→アインラッド装備のゲドラフ
・グリーヴァス将軍の回転ライトセイバー→ガンダムF91やVの回転ビームサーベル
EPISODEⅡの二つに関しては、まあ似てるかな? といった程度でした。確かにタイヤがクルクル転がってきた時は「アインラッドキター!」と思いましたが、Vガンダムのアインラッドと違ってタイヤドロイドは変形してロボットモードになるという機能があり、そのメカとしての特徴はむしろ変形した後のブラスター(光線銃)を跳ね返すシールド(バリア)を張る、という方に重きを置いている感じでしたし。
フェットのシーンも結構一瞬のカットだったのでそんなに似てるという感じはしませんでした。ただ、少年+肉親のヘルメットという残酷さの演出は全く同じですね。フェットのヘルメットの方は中身が空だった設定らしいので、Vガンの方が残酷表現のアレさは際立っていますが・・・
反面EPISODEⅢのは明らかに狙ってるだろ、と言いたくなるようなもってきかたでした。水上マシンは、ちょっと形は違うけど明らかにVガンダム第37話「逆襲ツインラッド」第38話「北海を炎にそめて」に出てきたツインラッドでした。水上を航行するという機能も形も(キャタピラかタイヤかという違いはありましたが)両サイドについた砲身もいっしょでした。
さらにいっしょだったのはその後出てきたタイヤ型スピーダーでした。Vガンのアインラッドに手と足を足しただけでこれはもうそっくり。フィギュアを買って代用したくなるくらい。というのも、タイヤメカ爆走の演出そのものが第28話 「大脱走」といっしょなのです。ルーカス先生、Vガンダム見ましたね。ルーカスのスタジオにガンダムマニアがいたからといって今さら驚きません。
ガンダム自体SWの影響バリバリなんで、これをパクリだとかなんとか言う気はないです。要は面白くパクってくれればいいんですから。黒澤→SW→ガンダム・Vガンダム→SWという影響の関連が見えて面白かったです。
あ、ただ、以降Vガンダムのタイヤメカをダサいとか言うやつは許さん。