『下妻物語』
原作は少女のカリスマ・嶽本野ばら、音楽はアニメファンにはなじみの菅野よう子、監督はマグナムドライの勝負CMシリーズの人というちょっと変わったゴスロリ邦画。主演は深田恭子。ド田舎に住みながらゴスロリ・ロココに憧れる女の子と、ヤンキー街道まっしぐらのスケ番(ってまだいるのかな?)の友情物語です。
あんまり期待してはなかったんだけど、邦画の中ではかなり面白かったです。主人公の生い立ちやストーリーが主人公のモノローグで語られていくんだけど、その語り口や説明の映像がいちいち面白い。あとヤンキーとかやくざとかも面白く描かれててほんとコミカルです。でもしっかり友情ものしてて感動? もするし。見るのを迷っている人はぜひ。
あと、監督が元々CM畑の人だったので、映像もこじゃれた感じでした。そういう映像に興味のある方にもいいと思います。
邦画でもこういうしんみりしないエンターテイメント大作が出来るというのは、ほんといいと思いました。『ホワイトアウト』や『キャシャーン』よりは素直に楽しめました。
(追記)
その後トリコと上記映画の話をしました。彼女も満足だった模様。マジオススメ。ちなみに彼女は『猟奇的な彼女』をオススメしてました。こちらも機会があったら見てみるか・・・
(追記の2)
上にゴスロリ映画と書きましたが、指摘があったので訂正します。正確にはロリータファッション邦画です。そのため真っ黒でblack&peaceな感じの人なんかは出てきません。あしからず。