『STAR WARS EPISODEⅥ ジェダイの復讐』

　同じSWのEP6でも、こちらは先日観た『ジェダイの帰還』ではなく『ジェダイの復讐』です。どう違うかというと『復讐』は1983年に制作されたものの日本でのタイトルで、『帰還』は1997年にCGで手直しされた特別版の日本語タイトルなのです。誉れ高い騎士であるジェダイが復讐なんかするか!　ということで変更になったのでした。
　というわけで今回見たのは最新のCGの使われていないバージョンです。近所のレンタルビデオ屋さんにEP6だけ残っていたので、当時の特撮がどれだけショボかったのかを見たいがために借りてみたのでした。
　結果を言うと「CGいらないじゃん」でした。特別版に比べてやや閃光のクッキリ感が弱いものの、基本的にはなんら遜色ありませんでした。CGを使わなくても、ほとんどのことは特撮で出来るみたいです。まあCGの方が手間や経費の上で都合がいいんでしょうね。でも場合によっては特撮の方が断然効果的なこともあるので、そこは判断して両者使ってもらいたいな、と思いました。
　あと最後のアナキン、オビ=ワン、ヨーダそろい踏みのシーンに手を加えられていましたが、あれもあってもなくてもいいと私は思いました。SWを4〜6のルークの物語だと考えると旧作のほうで正解だし、1〜6のアナキンの物語だと考えると特別版のほうが正解になるのでしょう。私は…どちらかというとルーク派かなあ。
　余談ですが、旧作の方は字幕の翻訳が微妙で面白かったです。ライトセイバー=光線剣、ジェダイ=騎士なのね。