予感。
先日マクドナルドに一人で行ったときのことです。レジを終えて席を探しているときに気になる女の子を発見しました。他の子達3人と一緒に談笑していて、派手な服格好をした女子大生っぽい子でした。私は直感的に「興味アリ」という自分の心の内の声を聞き取り、満席に近い店内から彼女とその友達の様子が一望できる席に陣取りました。そして何の気なしにハンバーガーに手をつけるふりをしながら彼女たちの声に耳を向けました*1。その間私は自分の行為を恥じるとか躊躇うということはほとんどありませんでした。反射的に行動していたのです。
しばらく、というかほとんど間もないうちに私は自分の直感が正しかったことに気づきました。
やっぱり彼女らはオタクでした。
その子はなかなか気の行き届いた格好をしていたのですが、悲しいかなオタクにはオタクだけが好むファッションというものがあって、彼女の服装はまさにそれでした。それゆえ私は彼女らの会話を聞くまでもなく彼女らがオタクだと気づいてしまったのでした。
満席の店内に響き渡る「仮面ライダー」「原稿」「オフセ」などのミラクルワードから彼女らが特オタ*2で同人活動をしていることが分かると、私は自分の感性の精度に安心してゆっくり食事にとりかかりました。俺、グッジョブ。
ちなみにその子達が可愛かったかどうかとかは、残念ながらぜんぜん覚えてません。多分そんなに好みの顔でもなかったんだと思う。