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アニメや特撮やゲームやフィギュアの他、いしじまえいわの日記など関する気ままなブログです。

【滋賀】コハクチョウ:湖から姿消す…撮影クルー爆竹で脅し

http://news4vip.livedoor.biz/archives/51864261.html

 琵琶湖西岸の松ノ木内湖(滋賀県高島市)で1日朝、東映京都撮影所京都市)の撮影クルーが水鳥が飛び立つシーンを撮るため爆竹を鳴らした問題で、約180羽いたコハクチョウが2日朝、姿を消したことが「日本野鳥の会滋賀」の調査で分かった。メンバーは「ねぐらが危険と判断し、逃避した可能性が高い」とみており、秋に戻ってくるか心配している。

 撮影所の担当者は「夜明けの空を飛ぶタイミングが大事だったとはいえ、結果的にコハクチョウが帰ってこなくなったとしたら大問題。撮影シーンを映画で使うのは取りやめ、スタッフにも注意を喚起したい」と話した。近く高島市新旭水鳥観察センターを訪れて謝罪するという。【塚原和俊、安部拓輝】

2012年3月2日 12時19分 更新:3月2日 16時18分
http://mainichi.jp/select/today/news/20120302k0000e040176000c.html

 塚原和俊、安部拓輝さんは東映京都撮影所京都市)の撮影クルーが何の映画の撮影をしていたのかを追求し、公表すべき。そこまでやってジャーナリズムじゃないですか? 末端の撮影所だけ名前を出しても何も分からんよ。この撮影があった映画は、実際にフィルムが使われなかったとしても見たくない(もし東映戦隊シリーズでも)。興行収入とかに気を使わず、判断の基準になるようにちゃんと調べてほしい。


 (参考)東映京都撮影所 -wikipedia
 http://ja.wikipedia.org/wiki/東映京都撮影所
 ウィキペディアではこの事件のことがもう追記されてあるけど、なんという映画の撮影だったかまでは書いていない。うーむ。


 (参考2)退屈貴族「東洋のランボー
 上記まとめの中に、もっとひどい話があったので引用します。
 なお、Youtube にも動画が上がっているんだけど、あまりに凄惨なので見る気が起きませんでした。気になる方は上記タイトルで Youtube を検索してみてください。それで出てこなかったら、既にフジテレビに消されているんだと思います(この記事を書いている時点では見れます)。

今回問題になっているのはやや古い話だが、03年末から04年にかけて放送された
フジテレビの「退屈貴族」で起きた深刻な事故である。出演者は一般人の74歳の
独居老人。都内の河川敷。灯油がまかれて並べられた段ボールが10メートルほど。
そこに火がつけられ、パンツ一丁の老人にそこを渡らせたのである。少し歩いた老人は
激痛に耐えきれず横に逸れた。そのときすでに火傷は足裏から太ももまで及んで
いたという。老人は持参した軟膏をつけただけで歩くこともできず、ディレクターらが
背負ってタクシーに乗せ自宅に送った。2万円の出演料を払っただけで、何ら火傷の
処置はしないままディレクターらは帰社してしまったのだ。
その後、老人の容体が悪化して老人の兄によって救急車で運ばれたが、火傷は
表面積の3割近くまである重篤なものだった。警察が病院側の通報でフジテレビ側に
問い合わせをしたが、フジテレビ側は「該当するロケはない」と回答し、警察は自傷
事故として処理してしまった。老人は生死の境をさ迷う。信じられないことに
フジテレビは撮影から1か月半近く経ってから、そのシーンを「東洋のランボー」と
銘打って放送するのである。番組を見た視聴者からの「やり過ぎだ」という電話で初めて、
フジテレビはそうしたロケがあったことに気づくのだから、このテレビ局の危機管理は
なっていない。
結局、この件で番組スタッフの事情聴取も処分もなかったそうだ。フジテレビは事故を
隠すことを選択し、社員はこうした事故があったことさえも知らないそうである。老人は
事故から4年後ぐらいに腎不全で死亡する。記事によると「腎機能の低下は火傷に
よってもたらされたもの」だという。記事はこう結んでいる。
「事故の検証を怠って隠蔽し続ける限り、同じことが再び繰り返されるに違いない」

 怒りの矛先をどこに向ければいいのか分からなくなるけど、単に撮影スタッフの品位だけでなく、番組を作っているプロデューサーや流している局に批判が向けられるべき。そして、彼らに対して一番効果的なのは、そういった作品が批判だけされてお金を生まない(=私たちがお金を落とさない)こと。


 だから、何の映画を撮っていたのか、知りたいのです。見ないようにするから。