LM314V21は記事でお金をもらっています。その仕組みを大紹介!!(マ)
ここのところステルスマーケティング(略してステマ)に関する議論が多く、それに関する記事もよく目にするようになりました。職業柄そういったことには慣れっこというかよくある話なので、たべログに関しても2ちゃんねるに関しても「何をいまさら…」といった感じなんですが、とにかく今流行りのテーマとして、議論は噴出しているようです(というのも、私はあまり2ちゃんねるは見ないので)。
そんな中、以下のようなエントリーを読みました。
(参考)おごちゃんの雑文「せっかく書いたエントリをステマ呼ばわりされない方法」
http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/3479
別にお金のために書いたわけでもない記事を取り上げて「ステマだ!」「金の亡者だ!」と言われないための対策として、以下のような方法を挙げていらっしゃいます。
その記事がどのような背景で書かれたものか明記する習慣を付けるということ。「献本もらったんでー」とか、「ブロガーパーティー行って来ました」とか、「書いてって頼まれました」とか。いきなりやっても意味はないので、それを日頃からの習慣にしてしまう。
これは元々新聞がPRとかタイアップの広告、つまり紙面っぽい広告を出すときにやっている手法だ。ノンブルのあたりに「広告」とか書いてある紙面や記事っぽいものがあったら、それは広告だ。これは確か新聞協会あたりのルールだったと思う。まぁ、あくまでも紳士協定だし、新聞協会に入ってないところはやらないけど。とにかく、金品をもらって書いてますよということを明示しておく。これで読者は普通の記事ではないんだという目で記事を読む。
これはナイスアイデアですね。最初から明記しておけば「ステマだ」と言われても「よく読め、ステルスしてねーからステマじゃねーよ」と言えるわけです。
でも、こんなことをしないといけないのは結構悲しいことではあります。このエントリーを書かれた生越昌己さまは、別にお金のために書いた記事じゃないのに「金のためです」と嘘を言わないといけないのだから。先の例で言えば「ステマだ!」には反論できても「金の亡者だ!」という暴言は、あえて正面から受けないといけないことになります。
まともな倫理観をお持ちの方であれば、どういう理由であるにせよ嘘をつくことはよくないと内心感じられるでしょうから、こんな偽悪的な記事を書かないといけない生越さまの心中は察するだけで暗澹たる気持ちになります。
そういったところで我が身を振り返ってみて、わたくしいしじまえいわとそのブログLM314V21はどういったスタンスを表明するべきか考えたのですが、これはもう考えるまでもなく事実ベースで述べさせていただきますと、LM314V21は記事でお金をもらっています。
具体的には、本ブログを読まれた方が文中のamazonさんの商品紹介をクリックし、飛んだ先(amazonさん)で商品を購入すると、購入された商品の金額の3.5パーセント、最大1000円が私にバックされる仕組みになっています(私自身が押してもダメな仕組みです)。私が例えばアニメやおもちゃの記事を書いていて、その文中に関連グッズの商品紹介が入っていたりしますが、これは「誰か買ってくれないかな?」と思って私がわざわざ仕込んでいるものです。
特筆すべきは、私が紹介した商品そのものを買わなくても「私のブログ内のリンクからamazonさんに飛ぶ→そこからいろいろリンクを辿った結果、欲しい商品を発見し、購入する」という風に、私が紹介した商品以外のものを購入されても、ちゃんと私にお礼が来るようになっているところです(一度外に出ちゃうとダメ、とか、30分以内に購入、とかルールがあるみたいです)。
また、記事最下段の小さな商品記事はgoogleさんの管轄なのですが、クリックする毎に数円程度のバックが私に入ります。ここの商品は私が選ぶのではなくgoogleさんが文中の単語から自動的にオススメ商品を選抜して掲載されている模様です。こっちは購入されなくてもお金がいただけるのですが、その代わり私本人は絶対に押しちゃダメというルールがあります。
信じられないことですが、LM314V21のような個人ブログでも、上記の仕組みでほんの僅か、具合的にはここ3カ月で1500円くらい? の売り上げを出しています。ただ、支払可能額のようなものがあって、amazonとgooglそれぞれ合計5000円程度売り上げないと現金ではもらえないのですが…(amazonさんでは1500円からポイントには交換可能)
で、これは先のような偽悪かと言うと、そうではありません。私は完全にこのブログからお金をいただけることをヨシとしているからです。
ぶっちゃけ、私が「面白い!」「これは楽しい!」と感じたアニメやおもちゃは、みんなにも買って楽しんでもらいたいです。そうすれば楽しみを共有できるし、それらの作品を作った人たちにもお金が行くし、私もお金がもらえるし、万々歳じゃないですか。
人や出来事を紹介する際に本のリンクを挟んだりもしていますが、ある記事によって本や学問や作品に興味を持ってもらう、リンク先の書評を読んでもらう、買ってもらうのも、全然悪い気はしません。しかも私は儲かるわけだし。
「金の亡者が!」と言われたら? 「そりゃ、自分の時間で好きな事書いてお金をもらえるんだったら、誰だってそうするだろ。君もしてみなよ、儲かるし楽しいぜ!」と返すでしょう。まあ、このブログ程度にそんなこと言ってくる人もいないわけですが。
正直、自分の記事でお金が入ってくるのはすこぶる楽しいです。いしじまえいわは毎日LM314V21からどれだけクリックされてどんな商品が購入されたのか、つぶさに観察しています(当然ですが、そういうのを確認できる仕組みになっています。ただ、購入者本人の名前や属性までは分かりません)。
記事とまったく関係ない商品が売れた時は「うん…まあ、ありがとう…」といった気分ですが、私が「オススメ!」と思ってしっかり紹介した商品が売れた時などはガッツポーズ出したくなるくらい嬉しいです。
で、商品の売れ具合やクリック数を見て「この記事は反響ゼロか…」とか「こういう記事は受けるんだな、よし、もっと書こう」とか思ったりしているわけです。
もちろんこのブログは見ての通りマーケティング専用のブログではなく単なる個人ブログなので、別に儲かりそうにない記事を書くことも多いです。これまでの傾向を見て、どういった形式・内容の記事を書けば売れやすいかは見えつつあるのですが、手間はかかるし、第一仕事じゃないんだから好きにやればいいじゃないか、というのが今のところの私の考えです。
というわけで、特にamazonの方は私が紹介した商品じゃなくても何がしか買ってくだされば私にお金が入ってきますので、amazonをご利用の際はぜひぜひLM314V21内の商品ボタンをクリックしてから! といったところです。
もちろん、シュタゲやハルヒやとらドラやトランスフォーマーやガンダムのゲームの記事を読んで「面白そうだな」「この作品のグッズを買ってみようかな」「プレイしてみようかな」と思ったら、ぜひ買ってみてください。たぶん面白いと思いますし、それらのコンテンツを作った方々も喜ぶと思います。面白くなかったら私に文句を言ってください…
で、今回このエントリーを書いている最中に参考にしたサイトに、以下のように書かれていました(リンク先のページ自体も面白いので、時間があればぜひ読んでみてください)。
(参考2)同人用語の基礎知識「ステルス・マーケティング/ ステマ」
http://www.paradisearmy.com/doujin/pasok_stealth_marketing.htm
丸括弧をつけた (ステマ) という使い方も登場。 これは自分の好きなものや、今見ているテレビ番組、食べているもの、住んでいる場所などの固有名詞の後にわざとらしく (ステマ) をつけ、揶揄するような独特な使い方となっています。 例えば 「同人用語の基礎知識を見ています (ステマ)」 といった感じです。
丁度、生越さまのような偽悪的な自称「ステマ」という立場を明確にした表現ですね。
LM314V21は別にステルスしているわけではないので、(ステマ)ではなく(マ)が正確なところだと思い、今回のタイトルのような感じにしてみました。劇場版の「機動戦士ガンダム」のエンドロールでマ・クベ大佐が「マ 塩沢兼人」とクレジットされていたのをフィーチャーしています(…?)。
というわけで、これからもLM314V21を読んでいただき、じゃんじゃん本サイトを紹介してじゃんじゃんクリックしてお買いものしていただけたらと思います。
いしじまえいわとLM314V21を今後ともよろしくお願いいたします。
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ちなみにこのBOXではない単品売りの「特別版」というDVDもありますが、見た目はほぼ同じな一方かなり玄人向けなので、初心者にはあまりオススメできません。間違ってそちらを見てしまわないように気をつけてください。