今週のお題「あこがれのヒーロー、ヒロイン」

　なんかはてな側から「このトピックで記事を書くといいよ！」みたいに紹介されたので、ちょっと書いてみます。

　私の憧れのヒーローといえば…南光太郎かニックですね。前者は有名ですので、後者について少し紹介したいと思います。

　ニックは、特撮ヒーロー番組『星雲仮面マシンマン』(1984)の主人公です。地球での名前を高瀬健といいます。

　ニックはアイビー星という星から卒論を書くために地球にやってきた宇宙人の大学生で、たまたま出会った地球人のマキさんが美人だったため、地球に滞在して彼女を守るヒーロー・マシンマン(命名・マキさん)にイクシード・コンバートし、彼女を襲う悪の組織と戦うことにしました。

　な…　何を言ってるのか　わからねーと思うが　おれも何をされたのかわからなかった…

　見た目もなんか変(変身前はなんか柔和なメガネだし、変身後は…なんかダサい…)だし戦う動機も変だし、敵対する組織も変(超科学者のプロフェッサーKが、世界の大国を相手にしても引けを取らない程度のすごい科学力で近所の子供をいじめる)。とにかくゆるい感じの特撮ヒーローです。
　ところが、主人公のまっすぐさと勧善懲悪っぷり、変に後腐れのないストーリー、変身後のスピーディーなアクションとかっこい主題歌・劇伴で、1話見てすかっといい気分になれる作品に仕上がっています。

　そういうわけで、素直で笑顔がさわやか、おちゃめ(宇宙人だから地球の文化に疎く、常識知らず)、女性や子供に優しい、普段は頼りないけど戦うときはかっこいい、そんな当たり前のヒーロー、高瀬健=ニックとマシンマンが私のヒーローです。

　若干マイナーな作品ですが、いしじまえいわイチオシの作品ですので、興味を持たれた方はぜひ見てみてください。
　上述しましたが、歌や曲がかっこいい作品でもあるので、まずは歌だけ聞いて興味関心を高めるのもオススメです。ぜひどうぞ。