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アニメや特撮やゲームやフィギュアの他、いしじまえいわの日記など関する気ままなブログです。

ビートルズ、喜劇王三昧、戦場の絆、卒業制作。

The Beatles 1962-1966

The Beatles 1962-1966

The Beatles 1967-1970

The Beatles 1967-1970

 先週の村上春樹読書会に触発されて、がらでもなくビートルズなんか聞いてみたり。そういうわけでビートルズとか日記とか。



 『NORWEGIAN WOOD』は割とどうでもいい感じの曲だった(前に聞いたときもそんな感想だった気が)けど、話を思い出すとなんかズーンとくるものがある。作中に何度か出ていたという『MICHELLE』はスタンダードなラブソングのように感じました。ビートルズってこんな種類の歌も歌ってたんだ、と思うと同時に、恋愛小説っぽい雰囲気になるかも、とも思ったり。ワタナベ君よく死ななかったな。
 個人的には『HERE COMES THE SUN』がなんか死にたくなる感じ。なんでだろう?
 『PAPERBACK WRITER』はノリがよくて気に入った。小説の歌だし。今で言えば『ラノベ作家』くらいの意味だろうか。ジョンだかポールだかが片言の日本語でかっこよく「ラノベサッカー!」と歌い上げているのを想像したりした。
 どうでもいい。
 『ELEANOR RIGBY』『LET IT BE』『BACK IN THE USSR』あたりは前からお気に入り。『ACROSS THE UNIVERSE』は小説のタイトルに借りたことのあるナンバーだから思い入れは深いものの、いいか? と問われると困ってしまう。あと『HEY JUDE』『YELLOW SUBMARINE』辺りもなんだかニガテ。なんかひねくれてる感じがするからかなあ。


 ビートルズって初期はかわいい感じの歌歌ってたのに*1、だんだんやさぐれていっちゃうのね。正しく若者っぽいというかなんというか。ちなみに私は後期のなんか変なもの悟っちゃった感のある作品群に好きなものが多いみたいです。
 オススメの一曲がある方はここででもお知らせください。あなたの顔を想像しながら聞いてみます(←気持ち悪い)。



 最近ちょっとした都合で、大学入学前に友人と作った冊子『喜劇王三昧』を再読しました。ここでいう喜劇王とはもちろん三大喜劇王チャップリン、ロイド、キートンのことで、それぞれが冊子に含まれる小説の著者であるkanaQ氏、清水氏、私を意味してます。私がキートンというのは今考えると恐れ多い話だ…今でなくてもそうだ。
 操山高校文学部を卒業して半年ほど経った頃、誰ともなく企画が上がってできたのがその「喜劇王三昧」だった。タイトルは当時喜劇映画にはまっていた清水氏が私と一緒にいわば悪ふざけで決めたもので、今となっては三大喜劇王とkanaQ氏には申し訳ないことをしたと思う。まあkanaQ氏はチャップリンのポジションをもらっているわけで、そういうことなので許してください。実力相応だと思うけど…
 あ、謝りついでに今他にも思い出した。喜劇王三昧の印刷に参加してくれた後輩のかな○くん、イマイくん(仮称)、スエイシくん…もだったかな。あと同級生のodaくん、かつて同級生だったオオシマくん(仮称)もいたかも…みなさんありがとうでした。休日出勤で紙の搬入から印刷、製本とさんざん働かせた挙句、「印刷がズレてる」「インクで汚れた」などと言ってマジギレしたりとか*2、一日分の報酬が100円相当の「喜劇王三昧」一冊だったりとか、ホント鬼だよね。ごめんね。
 あと編集用にパソコン貸してくれたosa氏にも感謝。生まれて初めて故郷を離れ、一人暮らしのために京都を目指す私を、旅立つ日の朝5時まで原稿催促で追い込んでくれたのも今となってはいい思い出だ*3
 

 で、収録されている三作品『彼女の帰還』『カレッジ・ライフ』『ミルクティー』を今回再読してみました。そして分かったのは…


 私の、面白くねえ!


 当時何人かの人が好意的な意見をくれたこともあってか、自分の中では相当美化されていたようです。私にしては本を読んでいた時代だったので村上春樹を中心にいろんな影響を受けてしまうのも分かるし、当時の自分にできそうなことを一生懸命にやっている感じはするのですが、それでもねえ、アレはないよなあ…ああ、あんなの胸にしまってこれまで生きていたなんて、ハズカシイ…
 ちなみに清水氏の作品とkanaQ氏の作品は当時と変わらない面白さでした。むしろ時を経て価値が上がってきているような気さえしました。当時の若さがいい具合に醸造されてきているというか。特に清水氏の『カレッジ・ライフ』は読後に「面白い…」と言いながら突っ伏してしまいました。あんなの書けていいなあ。一度でいいから書いてみたい。


 まあそういうわけで今回の再読はいろんな意味で残念な結果に終わったのですが、悪くないこともありました。浪人しながら大学生活に憧れたり、その大学生活の最初の一年で悪戦苦闘したりしている19歳の若者たちのピュアネスや本気が感じられた気がしました(残念ながら実力には差があったわけだけど)。書くってことにかなり打ち込んでいたんだなあ…と思うとしみじみしてしまいます。昔の自分に叱咤される感じというのも悪くはありませんでした。が、がんばらないとなあ、いろいろと…


 ちなみに喜劇王三昧は当時確か100部ほど刊行され、そのうち約1/3は私の家の物置の奥に今でも山積みになっています。もし100円で買ってくれる人がいたら教えてください*4。手前味噌になりますが、うち私の以外の二作品は大学一年生の書く小説としてはなかなかいい出来だと思いますよ。


 私信 清水氏へ。
 あの表紙の絵って誰が描いたものだっけ?



 今日は卒業制作の作業を烏丸の学校でやってきました。学校は10時に閉まるので、その後ナムコワンダータワーに戦場の絆をプレイしに行きました。今日はガンキャノンガンタンクに搭乗し、4戦2勝2敗。最後のGMキャノンB装備、ガンキャノンB装備、ガンタンクB装備(私)、陸戦型ガンダムという拠点狙い祭編成は半ばギャグだったのですが、ガンキャノン搭乗の伍長が拠点を2回落としてまさかの大勝利。伍長、ステキすぎます。グレートキャニオンでは連邦側は拠点が狙い目らしい。実際坂を越えたらもうすぐ拠点が見えるからなあ。敵の包囲網をスルリと抜けられることもあったので、今度から意識しておこう。
 ガンキャノンは次の支給でスプレーミサイルランチャーが来るはずなので期待。ビームライフルも早く揃えたいなあ。目指せ最強の中距離支援。
 あとターミナルで同じ部隊の高瀬くんの戦績をチェック。撃墜数伸ばしてるね。私もあと一機で100機撃墜だ。がんばります。



 卒業制作ではしょっぱいサイトを作成中。もうじきトップが出来る予定。トップができたら後はコピーして使いまわししまくってやる。
 システムっぽいこともやる予定なのだけど、そっちは現状ほとんど手付かず。どうにかなるのか? どうにかするしかないんだけど。どうにかします。します…


 卒制発表まであと4日。制作に費やせる日数はあと3日。最後の1日はマシンメンテナンスがあるから半日だけ。つまりあと2.5日。なのにこんな時間まで起きてます。早く寝ろよ俺。

*1:実際4人とも昔はかわいい感じの顔をしてる。

*2:マジギレしてたのは清水氏。

*3:おかげで私は何の感慨もなく強烈な眠気とともに故郷を離れることになった。催促から解放されるまでの3日間くらいほとんど寝てなかった。

*4:私は当時自分の作品のあまりの出来の悪さに販売を拒否していたのですが、もう7年も経ったんだから時効でしょう。そういうことにします。引越しの時邪魔だし。