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LM314V21

アニメや特撮やゲームやフィギュアの他、いしじまえいわの日記など関する気ままなブログです。

「true tears」(2008)を見ている最中です(3分の2枚目)哀・戦士編。

true tears Blu-ray Box

true tears Blu-ray Box

 掲題の通り「true tears」初見中です。今、Boxの2枚目、第10話「全部ちゃんとするから」まで見ました。初見なのでまだオチは本当に全く知りません。そういった香ばしい状況で、今のところの感想を書き記しておきたいと思います。


 全体的な雰囲気が地味目、トーン暗めなのは相変わらず。冬の富山というシチュエーションしかり、よくはないが無茶苦茶悪いこともない微妙な作画しかり、よく言えば上品悪く言えば主張がないBGMしかり、アニメとしてはやや華やかさに欠けるメインキャストたちの声質と演技しかり、やることなすことまったくもって地味…これがハルヒ以降、「CLANNAD -クラナド-」「とらドラ!」のちょっと前、2008年のアニメということに驚嘆します。
 ただまあ、地味だからといって質が低いというわけでもなく、青春恋愛ものとしては別に悪くはない、ただ地味なだけ…という、なんとも評価に困る感じです。


 (参考)2008年冬期(新春)放送開始の新作アニメ一覧
 http://gigazine.net/news/20071215_anime_2008winter/


 「俗・さよなら絶望先生」「シゴフミ」「みなみけ〜おかわり〜」「ARIA The ORIGINATION」「狼と香辛料」あたりと同期かー。これらと比べると確かに悪くはない、けど、なんというか同期のラインナップも心なしか地味だな…


 閑話休題。話としては4、5話当たりから転がり始めているので割と面白く見られました。各キャラが絡むことによりようやっと立ってきた感じがします。
 というわけで、今回はさっさと各キャラの感想に移りたいと思います。


 主人公の眞一郎君。絵本作家志望&伝統盆踊りのホープ? という設定と恋愛模様があまり交差しないまま、とはいえ恋愛物語の主人公として一応機能する程度には主体的に動き始めました。個性が薄いので取り立てて言いたいこともないんだけど、以下2点だけは気になりました。
 一つは、事故った比呂美さんにハグする流れ。急です。でもまあ急なのはいい。けど、その後にその急さに関して自問自答するとか、その時は兄妹疑惑の真っただ中だったんだから、隣に立ってる兄妹となんか対比させるとか、何か急なハグを活かした展開がほしかったです。
 もう一つは、第10話のサブタイトルにもなっている最後のセリフ。いかにもダメ男の言いそうなセリフ感ばっちりで、急に応援する気が失せました。逆に、残った話数の中でどうやって主人公としての立ち回りを見せるのか、ある意味での期待は膨らんでいます(残りの少ない話数の中でもダメ男展開があるんだろうなあ、とか)。とにかく頑張ってほしい。


 比呂美さんはキャラクターデザインからは超然とした目力の強い女性という印象でしたが、自分の暴走のせいで人を巻き込んで謹慎くらったり、結構よく泣いたり、わりと等身大の人物でした。あと、主人公が比呂美さんとのスタンスを設定するきっかけになった過去の思い出覚えてない発言に関して、第10話で特に謝罪も弁明もなく「忘れてるわけないじゃない」とさらっと言ってのけたのには、女の子のこの程度の嘘は罪になりませんから、というストロングな姿勢が垣間見えて、好感度はアップしました。一刻館の管理人さんしかり鮎川まどかしかりナディアしかり、古来よりこういう勝手な女の子は数多くいますが、その系譜だと思います。


 乃絵さんは、ウザ系イノセントキャラかと思いきや、意外なことにそんなに嫌いにならないどころか、逆に割と好感度アップしています。というのも、彼女がイノセントな理由として過去の出来事とキモめのお兄さんの存在というエクスキューズがあるし、無垢系だからこそ周りの人が問題を共有してくれないことにちゃんと作中で不公正だという怒りを示しているため、割と根はまともに見えるからだと思います。創作物にありがちなガチのお花畑少女ではなく、割と現実的に存在しうる程度の、しっかりしたキャラクターだと感じました。あと、劇中で起こる出来事でかつ彼女に見える範囲の事柄に対しては、割と誠実な対応や反応をし続けているので、そこも好感度を高める要因となりました。
 比呂美さんには幸せになってもらいたい一方、乃絵さんにもちゃんと幸せになってもらいたくなってきたので、その部分は物語として成功しているように感じます(今のところ、ですが)。これでもっと主人公が応援に値する人物ならなあ。
 余談ですが、イケメンのお兄ちゃんは現状シスコンすぎてなんかキモいです。ハルヒの古泉くんがホモ臭くてキモカッコイイというのはネタだったけど、お兄ちゃんは実感としてガチでキモいなあ…思いっきり主人公顔なのに…


 一方、愛子さん・三代吉君との三角関係については、これ要るか? という気さえしています。三代吉君はバイプレイヤーとしていてほしい存在だけど、愛子さんとのあれそれは主人公をびっくりさせる程度の効用しかなかったため、ぶっちゃけ愛子様数合わせだなあとしか感じませんでした。主人公がびっくりさせられたことでアクションや判断に何か影響があれば意味もあると思うのですが、あまりそのように見えないし…うーん、数合わせでなければ何なんだろう…残りの物語に期待します。
 あ、三代吉君と乃絵さんとの絡みは、お互いのキャラクターにちょっと厚みが出た感じがあってなんかよかったです。


 主人公のママ上は、ラスボス前のボスかと思っていたら中ボスくらいの存在でした。DQ3でたとえると、キングヒドラくらいの存在かと思っていたら、やまたのおろちだった感じというか。比呂美さんとの確執はもうちょっとだけ引きずってから解決してほしかったな。せめてバラモスくらいには。亡き比呂美ママの話とか人となりとか眞一郎パパとの関係とか、この後の話でどの程度出てくるんだろう? 出てきてほしいなあ。


 そして最後に、未だ一向に化けの皮を剥がさない酒蔵の少年の存在がむっちゃ気になります。なんなんだ、彼はどこでどう絡んでくるんだ?? 実は主人公の〇〇だとか、比呂美さんの〇〇だとか? うーん、謎が深まるばかりで先が気になってきました。彼から目が離せません。


 今のところ以上です。それでは、残り2話+アルファ3話*1はまた別途早いうちに書きたいと思います。続きが気になるぜ!


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 第6話から第11話まで収録のDVD3巻セットは、税込み10,964円になります。あんまりたくさん作らなかったのかな? これなら一番上で紹介のBlu-ray Boxを買った方がお得ですね。

*1:残り2話+本放送時放映されなかった特別編の第13話と思っていましたが、残り3話、かつ最終話には本放送時なかった映像3分プラス、ということでした。