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アニメや特撮やゲームやフィギュアの他、いしじまえいわの日記など関する気ままなブログです。

with news「世界初のアニメ専門映画館が破産開始決定 客足が伸び悩んだ理由とは」そんなものあったのか。

http://withnews.jp/article/f0150916004qq000000000000000W00b0201qq000012525A

「世界初のアニメ専門シアター」との触れ込みでオープンしていた秋葉原の映画館を運営する会社が破産開始決定を受けたことが、16日分かりました。東京商工リサーチによると、集客に苦労して事業の継続が難しかったとのこと。

 この会社は株式会社「オーシーシー」。東京商工リサーチによると、今月9日に東京地裁から破産開始決定を受けました。負債総額は4260万円。
 独立系ミニシアターの支配人だった社長が「秋葉原オリエンタルコミックシアター」として2004年に設立しました。秋葉原電気街の一角である東京都千代田区外神田3丁目に、世界初のアニメ映画館として105席の劇場を開設しました。


 こんなのあったんだ。しかも2004年から。2007年から2010年まで秋葉原勤務だったけど、存在そのものを知らんかった。どこにあったんだろう…?


 (参考)a sunday photographer「アニメ専門映画館?」
 http://dear-surealist.tumblr.com/post/5097607015/%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%E5%B0%82%E9%96%80%E6%98%A0%E7%94%BB%E9%A4%A8

といっても、実は2004年5月、東京都内でそのような映画館が存在していた。場所は聖地秋葉原で、今回のufotableが掲げるコンセプトと同様、アニメ専門の映画館としてオープンしたのが「秋葉原オリエンタルコミックシアター」だ。しかしこの映画館、半年後の11月にあっという間に閉館してしまっていた。


 このサイトさんによると、2004年の11月には閉館していたとのこと。なるほど、知らないわけだ。2004年と言えば、ハガレンとかの時代かな? 電車男ハルヒもなかったんだもんな。早すぎたよな。
 2004年11月から破産することになった2015年9月まで、この株式会社オーシーシーさんは何をして収益を得ていたのだろう。

 東京商工リサーチの担当者は、「アニメファンは自分でアニメDVDを所有しているケースが多いため観客を継続的に集めることができなかった」と分析。


 それは違うんじゃないかな…持ってるから行かないのではなく、行く価値や意味がないからじゃないか?
 2004年だと実現が難しかったのかもしれないけど、スタッフさんやキャストさんに会えるたり見ながらリアルで解説が聞けたりするとか、オリジナルグッズ販売があるとか、ファンの交流イベントを兼ねているとか、ものすごい画質がいいとか、何かバリューがないと、そもそも個人的に消費が主体のアニメをわざわざ公衆の面前で見たいと思わないよなあ。


 上のサイトの方も言っていますが、2015年現在、上記のようなイベント要素を主軸としたアニメ専門映画館&イベント施設ということであれば、海外観光客も多くなっているし、勝ち目はあると思う。


 本も出していたのか…南無三。