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アニメや特撮やゲームやフィギュアの他、いしじまえいわの日記など関する気ままなブログです。

INTERNET Watch「著作権「死後50年」は本当に短すぎるか? 10分でわかる正念場の保護期間問題 」メモメモ。

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/special/fukui/20130618_603718.html

 6月6日放映のテレビ東京ワールドビジネスサテライトWBS)」は、交渉大詰めのTPP知財特集だった。その前には日本経済新聞http://www.nikkei.com/article/DGXDZO54918090R10C13A5TCJ000/)や東洋経済など、TPP知財をめぐる大型のまとめが続いている。WBSは前半が著作権期間延長などコンテンツ面での危惧、後半は医薬品など特許方面の輸出の期待。概ね、手堅い特集だった。最後のコメンテーター(高橋進氏)の、「短期には日本に損でも知財強化のルール統一のメリットが上」という、大雑把極まりないまとめを除けば。


 待ってくれ。まず同じ知財でも著作権と特許は全く別個な存在で、TPPではそれぞれ多数の条文が参加国の対立を招いている(http://www.kottolaw.com/column/000438.html)。そのうち「著作権の期間延長」ひとつとっても、現代を代表する知性たちが過去に激論を交わして来た問題だ。それを「知財」とひとくくりにして、「どのルールをどう統一するとどんなメリットがあるのか」の具体例もないまま、「統一」の一言でまるで知財は全部OKのようにまとめて終わりなのか。


 恐ろしいのは、国のレベルでもこの程度の認識で方針が決まり、「是々非々で個別メニューごとの交渉→その結果を総合判断して妥結」という、国際交渉では当たり前の前提にすら至らないことだ。


 ミッキーマウス保護法について、以下リンク先をどうぞ。


 個人的には、著作権は特許と同じ期限、つまり届出から20年(例外的に5年まで延長可能なものもある)くらいでいいんじゃないかと思っています。特許がそんなもんなのに、著作権は作者の死後50年有効(アメリカでは70年)というのは道理に合わないんじゃないでしょうか。
 そもそも作品というのは作者の頭の中だけで生まれるのではなく、いろんな人の力や世の中の流れの影響で生まれるものなので、とっとと次の作品が生まれる土壌になるべきだし、その権利を特定の人だけに保有させ閉じ込めておくというのは、社会全体で見れば損させることの方が多いように思います。


 

著作権の世紀―変わる「情報の独占制度」 (集英社新書 527A)

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「ネットの自由」vs.著作権: TPPは、終わりの始まりなのか (光文社新書)

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