指輪世界の第二日記「バクマン。がおそろしい一つの理由」が別におそろしくなかった件。
http://d.hatena.ne.jp/ityou/20130508
鳥山明のHETAPPIマンガ研究所―あなたも漫画家になれる!かもしれないの巻 (ジャンプ・コミックス)
- 作者: 鳥山明,さくまあきら
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1985/05
- メディア: 新書
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「そう、あれって、なかなかおそろしい漫画でして。すごい面白いし、なかなかおそろしい」
「なにそれ。どうおそろしい」
「いくつかあると思ってるんですが、一番おそろしいのは、コミケが出てこない」
「そこだよなー」
いきなり核心から引用してしまいましたが、これは別に普通のことでこわくもなんともありません。
知人に幼少期から「週刊少年ジャンプで連載する!」と豪語していて実現しちゃった人がいますが、昔からコミケの話なんかしなかったし、同人誌だってたぶん1回も書いていないし、コミケにも行っていないです。
上記リンク先ではコミケで同人誌を出すことがステップであるように書かれていて、これが単に「漫画家になる」ということであればまあ概ねそのとおりだとは思います。
が、「週刊少年ジャンプの作家になる」ということであれば、コミケで受けることは別にステップにはならないです。コミケでうまくいことと週刊少年ジャンプの作家としてうまくいくことは違うし、そのアプローチも似て非なるものだからです。
コミケからデビューにつながった作家さんもいるのは確かだけど、多くは手塚賞とか赤塚賞とかの賞を受賞してデビューしてるし、確かバクマンてジャンプ作家になる話だから、それであってると思います。
ジャンプ作家を目指すのは実際にリスキーで怖いことなので、誤魔化さず描くのは当然だし、それを怖がるのであれば別の道を歩むのがいいと思います。
逆に、それを怖がらない人であればむしろ素質があると言えるので、応援してあげるのがよろしいと思います。
- 作者: 村田雄介
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/06/03
- メディア: コミック
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