ヒマナイヌTV「2012年6月29日19時43分:周回Ust中継車から」とメディアとしてのTVの死。
http://www.ustream.tv/recorded/23641927/highlight/273333#utm_campaign=t.co&utm_source=273333&utm_medium=social
ヒマナイヌの川井先生より。TVではやってなかったみたいだけど、そこそこ結構なことになってたっぽい。
これ、未だTVが情報源のうちの岡山の両親とか知らないんだろうなあ、と思って、一応TVをザッピングしてみた。けど、沖縄基地に米軍がMV22オスプレイ輸送機を配備したことで持ちきりでした。え、そこ? って感じ。イージス艦増やしたとかなら分からんでもないけど、輸送機じゃあなあ…普通に考えれば、日本国民が首相官邸をデモで取り囲んだって方がニュースバリューは上でしょう。にもかかわらず、ニュースは微妙に話題を逸らしたトピックばっかり。ユーロの問題より、日本の問題の方が大事でしょう? 他のチャンネルでは引き続きサッカーの話とかバラエティ番組とかで、タレントが笑ってる。和やかなもんです。
TVがマスメディアとしての役割を終えたんだ、実感して、なんか本当に寂しくなった。小さい頃から思春期まで慣れ親しんで、大学とかに進むにつれて疎遠になっていった、と考えると、ある意味故郷なんかに似た存在だったんだ、と思う。頼りにしていた存在が、時間と共に老いて朽ちていく感じ。年をとった飼い猫が衰弱していくのを見守るのと同じように、悲しくてもどうしようもできない。
一時期は「メディアとして、これじゃダメだ」とか「このままではTVはダメになってしまう」とか思ったりこのブログに書いたりしていたけど、今回ばかりは本当に終わったんだと実感した。逆に言えば、それだけ期待が大きかったんだろうなあ。
家族やクラスのみんなで共有できる話題をいつも提供してくれてた、大好きだったメディア、TV。さようなら。これまでありがとう。本当にお疲れさまでした。
- 作者: 鈴木みどり
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