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アニメや特撮やゲームやフィギュアの他、いしじまえいわの日記など関する気ままなブログです。

図解はひどいと首相…低学年向け性教育、参院委で批判

http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050304it11.htm
 性教育。私の義務教育時代を考えるとより高度なものが必要なのは前提と考えていいと思うのですが(というか性教育を受けた記憶がほとんどない)、何をして「高度」とすべきかは難しいところです。エイズや望まれない妊娠のことを考えると小・中学生のころからきちんと教えるべきかと思うのですが、セックスそのものを教えずにそれらを教えることはできないですからなあ・・・もちろんセックスそのものを教えればいいジャンという主張の人たちもいるのですが(ちょっと胡散臭いサイトだけど、こことか参照)、そこまで文化というものをフラットに考えていいものか、という疑問は残ります。田舎の子供なんてやることないから興味本位でやりまくり、ということにもなりかねないですよ。
 ・・・いや、日本の文化ということだったら江戸時代以前は性に対してすごい奔放だったわけだし、やりまくりで結構なのか。少子化対策にもなるし。つまり、若い若い夫婦が子供を作り、育てやすい環境を整備する必要があるわけですな。まずは出産費用を国が負担すべきだと思う。子供生んで保険がきかず30万円じゃあ、子供より車ほしいよって話ですよ。
 閑話休題
 ところで、私の友人に、大学生の性教育について研究している人がいます。彼女の主張は「大学生くらいの年齢の性教育が一番実用的なのではないか」ということでした。セックス経験平均年齢が大学生の年齢と合致するかどうかは重要ではなくて、上からの教育ではなく友達同士の正しい情報交換によって性について知るのはどうか、みたいな感じでした。ピァトゥーピアサポートというやつです。ネットに詳しい人ならP2Pと同じような(というか全く一緒の)概念といった方が分かりやすいかも。
 上の文化の話とも絡んでくるけど、昭和初期くらいまでは隣のお姉さんが筆おろしをしたり、公民館みたいなところで実演込みの合同説明会(というかいわゆる乱交パーティー)で性について知る、というのは、地方では割と普通に行なわれていたようです。現在の性教育をその時代のものにまで戻すというのはナンセンスですが、横のつながりを重視するというのは、性教育だけでなくいろいろな面において重要なことだと思います。


蛇足その一・ニュースで紹介されている画像らしきものを見たのですが、いわゆる騎乗位でした。話によるとアメリカやヨーロッパでも、割と騎乗位の図説を使うことが多いようです。女が下→男性優位という考えに対するフェミニストのはたらきだと思いますが、それなら正常位とワンセットにするとか座位にするとかの方が妥当だと思いました。世の中には座位や側位が正常とされる社会だってあるのですから。
蛇足その二・上記の友達の性教育説明会(もちろん実戦を含まないやつね)に行ったことがあるのですが、男性の参加者は40人中私一人でした。男性は性について知ろうとは思わない傾向があるのでしょうか? または性の知識に関するP2Pがすでに完成しているとか・・・? あと、参加した女性たちは、私から見ると性についてあんまり知識のない人が多かったようです。まあ知識がないから説明会に参加するというのは道理ですが、セックス経験者でありながらコンドームのつけ方が分からない人がいたのにはちょっとびっくりしました。どうでもいいことかもしれませんが。